はじめて寝返りをした日のこと
娘がはじめて寝返りをしたのは、生後4〜5ヶ月ごろ。
その少し前から、わたしは手足をそっとベストポジションに置いて、
回る感覚をなんとなく身体で覚えてもらえるように手伝っていた。

手伝いながら、覚えていく
最初は足だけがなんとか動いて、手の位置がうまく決まらず、
上半身が回りきらないことも多かった。
そのたびに「もう少し…!」と、スマホのカメラを急いで構えた。
ぐるん、と一回転
ある日、娘はスムーズに足を動かし、
手もきれいにたたんで、見事にぐるんと回った。
驚いたような、でもちょっと得意げな表情。
視界が変わったことが嬉しかったのか、顔がぱっと明るくなっていた。
あの表情は、たぶん一生忘れない。
いまはもう、3秒で回っている
それからはあっという間だった。
いまでは、ちょっと目を離したすきに姿勢が変わっている。
寝返りは完全に“できること”になった。
でも、まだ仰向けには戻れない。
うつ伏せのまま、不満そうな声を上げることもある。
それでも、自分のペースでひとつずつできるようになっていく。
その様子を、そばで見ていられるのが嬉しい。